DEI(Diversity, Equity & inclusion)and Resilient society Agency
by Interested party and Trusted associate
デライト
DERAITとは?
What is DERAIT ?
DERAIT(デライト)は、
DEI and Resilient society Agency by Interested party and Trusted associate
(DEIでレジリエントな社会のための当事者と信頼できる仲間たちによるエージェンシー)の頭文字を取ってつけた名称です。
DEIとは「ダイバーシティ(多様性)」「エクイティ(公平性)」「インクルージョン(包括性)」の頭文字を集めたものです。
企業経営において、従業員それぞれが持つ多様な個性を最大限に活かすことが、企業にとってより高い価値創出につながる、ということで近年注目を集めています。
そしてこのDEIを社会に根付かせることは、誰もが安心して暮らせる(レジリエントな)社会の実現につながると、私たちは考えています。
私たちDERAITはその実現ために、次の3つの事業を柱に活動しています。
研究者 メンバープロフィール
Researcher Member Profile
兵庫県立大学大学院
減災復興政策研究科
准教授
同志社大学社会学研究科博士後期課程で博士(社会学)取得後、同研究開発推進機構特定任用助教、人と防災未来センター主任研究員、防災科学技術研究所特別研究員を経て現職。2011年の東日本大震災までは犯罪予防について研究していたが、3.11以降災害の分野へ。地域住民による犯罪予防や災害時要配慮者の防災対策等、地域コミュニティを主な研究の対象としている。
東北大学
災害科学国際研究所
IRIDeS 助教
東京工芸大学写真工学科卒業。角川書店写真室勤務。
ロンドン大学SOAS大学院留学、MA修得。東北大学工学研究科工学博士修得。現在、東北大学災害科学国際研究所特別研究員・助教。専門はジェンダーと防災学。大災害や紛争からの復興過程、避難行動、早期警報、セクシュアルマイノリティを含む災害のジェンダー視点での研究。
当時者・支援団体メンバープロフィール
Party Support Group Member Profile
GID Link 代表
トランスジェンダー(FTM)当事者
ヘテロセクシュアル
防災士
GID学会エキスパート研修終了
マインドフルネスプロ認定講師
心理カウンセラー
うつ病アドバイザー
家族療法カウンセラー 他
ALLY 2児の子を持つ母
シスジェンダー/ヘテロセクシュアル
防災士
GID学会エキスパート研修終了
JCLAコーチ認定取得講座終了
メディカルハーブコーディネーター
ハーバルセラピスト
健康リズムカウンセラー 他
セクシュアルマイノリティ(トランスジェンダー)当事者・支援団体としてGID Linkを立ち上げた。福岡県人権啓発研修講師団講師としてセクシュアルマイノリティに関する人権研修や、当事者へのカウンセリング・支援を実施。2023年4月からは福岡県のレインボーホットラインの電話相談業務を担当。防災士を取得し、災害時のセクマイに関する調査研究に当事者・支援団体として主体的に関わる。
GID Link 副代表として椎太と共にAllyの立場からの視点で人権研修の講師や、特にセクシュアルマイノリティの子供を持つ母親の相談支援を実施。防災士を取得し、災害時のセクシュアルマイノリティに関する調査研究に当事者・支援団体として主体的に関わる。
活 動 内 容
Activities
社会的ぜい弱性からみた
DEIに関する研究調査開発
DEIでレジリエントな社会の在り方に関する調査研究と、その成果の公表、プロダクツ開発を通して、社会におけるDEIの推進と実態を捉え、よりレジリエントな社会を実現するための方法を提唱する調査・研究を実施しています。これらの成果を広く周知するための講師活動も行っています。
多様性とともに
しなやかな社会をつくる人権研修
よりDEIでレジリエントな社会になるためには、マイノリテのエンパワメントと、彼らを取り巻く社会の変容の両方が必要と考えています。災害などの危機事象に対するマイノリティのレジリエンス向上の研修、地域や組織でのDEI推進に関する考え方の普及や、具体的な実践のためのノウハウの提供に努めています。
いざという時に支えあう
当事者と支援者のプラットフォーム
専門知識に基づいて指導、支援、助言を提供できる経験豊富な活動を通じて、私たちのプラットフォームは支援ネットワークを構築し、マイノリティとそのアライが危機を乗り越え、回復力を見いだし、帰属意識を築くことができるように努めています。
活 動 報 告
Activity Report
LGBTQ+と災害
2023.7月
電話相談の他、必要な情報のリンク集など随時下記ページより更新しております。
福岡県弁護士会のご協力により法律相談にも対応しております。
多様な性の視点から考えるインクルーシブ防災
Inclusive Disaster Management from Diverse Gender Perspectives
性的少数者であることは障害ではないとされながらも、周りの無理解や偏見を恐れて家族や友人知人にも打ち明けることができず、日常的に家庭や学校、職場、医療、福祉の生活の中で困難な状況に直面し、深刻な生きづらさを感じ、一人で悩みを抱えている方が数多く存在しています。いじめやSOGIハラスメントを受けても、誰にも相談できず、困難が可視化されづらい状況下にあり、存在しないことにされてしまい、キャリア支援や経済的困窮への支援、メンタルヘルスの支援、安全な医療や相談窓口へのアクセスの確保などのセーフティネットからこぼれ落ちているのが現状である。
そのため経済的困窮に陥りやすい状況にあり、それも相まって、メンタルヘルスが悪化しやすく、希死念慮を持っている方も多く、社会的ぜい弱性の高い層となってしまっています。現在の個人情報を開示することによる支援提供では、偏見による失業や転居、時には自死に繋がるほど不快で危険な状況を引き起こす可能性があり、被災時における心と体の健康支援や復興生活支援の声を上げることが難しいといえる。このように災害時に取り残される可能性が高いということが調査からわかった。
多様な性の視点から考えるインクルーシブ防災
Inclusive Disaster Management from Diverse Gender Perspectives
多様な性の視点からインクルーシブ防災の重要性。近年台風、地震、洪水など多くの災害が世界中で多発しており、いつどこで災害が起きてもおかしくない現状です。避難所へ行くより「自宅で死んだ方がマシ」と語るセクシャルマイノリティの人々が多数いらっしゃることをご存知でしょうか ?
被災当事者のインタビューによると特にトランスジェンダーの方はトイレに行きづらいため、意識的に水や食事をとらない方もいらっしゃいます。着替えることや風呂に入ることなどが困難な状況に陥り、衛生的な支援を受けることができず、劣悪な環境下におかれます。ホルモン治療が受けれないことにより健康や精神面の問題に直面しやすく、命に関わる問題となることがあります。
同性愛者の方はパートナーや子供と法的な家族になることができないため、離散せざるを得ない状況になったり、さまざまな手続きによるストレスで健康被害が起こりやすくなります。地方に行けば行くほど無理解や偏見により、家族と過ごせなかったり、居場所を失ったり、再就職できなかったり、失業に追い込まれたり、地域から出て行かざるを得なくなることもあり、時には自死につながることもあります。
デライト
DERAIT
DEI(Diversity, Equity & inclusion)and Resilient society Agency by Interested party and Trusted associate
address
本部:大阪府堺市中区
支部:福岡県大野城市、宮城県仙台市
E-mail
derait.office@gmail.com
返信にお時間を頂くことがございます。3日以内に返信がない場合は、迷惑メールなどに入っている場合もございますので、大変お手数ではございますが、再度ご連絡頂きますようお願い申し上げます。